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連載終了
この連載は終了いたしました。
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【2007/12/27 14:59】 | 対談 | page top↑
最終回のゲスト: meg さん
島田奈央子のswing pop time


最終回のゲスト: meg さん
音楽ライターでありDJの島田奈央子が毎回素敵なゲストとお送りする当連載も遂に最終回。今月のお客様は、秋吉久美子さんに“こんなに綺麗なジャズシンガーが隣に座って唄ってくれたら嬉しいだろうな”と言わしめたキュートでセクシーなヴォーカリスト、megさん。艶やかなお二人の共演に、編集部は思い残すことなく最終回を迎えられるのでした。

島田:ビッグ・バンドをバックに歌うっていうのはヴォーカリストとしては憧れじゃないですか。それをデビュー作で実現されて。
meg:本当にそう思います。小曽根真さんがブルーノート東京でライブをされていた時に観に行ったんですけど、その時に初めてビッグ・バンドのライブを見たんです。今回共演させていただいた三木俊雄さんもメンバーの中に入っていらして。ビッグ・バンドって、知識ではわかっていたんですけど、体ではわかっていなくて。その日が初めて生で聴いたライブだったんですけど、“すっごい!なんだこれは!”みたいな。パワフルで、それでいていろんな音が聴こえてくるから、想像力を掻き立てられるし、歌っていた伊藤君子さんもすごく素敵で。“わ~、いいないいな”“自分もこの世界の中に存在できたらいいな”って思いました。
島田:megさんのほうからビッグ・バンドでやりたいというアイデアを出されたんですか?
meg:はい。スタッフとも方向性が一致して、贅沢にも今回こういう夢が叶って、本当に嬉しかったですね。
島田奈央子のswing pop time島田:アルバムの選曲はmegさんも意見をされて?
meg:私自身、ジャズを同世代の女性に伝えていきたいというところがあったので、まずは、いろんな人に聴いてもらえるようなわかりやすい選曲をしたいなと思って。
島田:確かにジャズって、わかりづらくて難しい曲もあるじゃないですか。でも、megさんの選曲はそういうのがなくて、サラッと聴ける感じがいいなぁって。それと、ジャケットがジャズっぽくないですよね。
meg:あっ、よく言われます! 化粧品の広告みたいとか、ファッション雑誌の表紙みたいな。私の中でジャズっていうと、そういう都会的な、おしゃれな、そういう色が出てくるんですよね。
島田:このジャケットだと女性も手に取りやすいですよね。そういった部分はmegさんの意見が大きく反映されて?
meg:そうですね。あとは、プロデューサーやディレクター、師匠である丸山繁雄先生、今回ご一緒させていただいた守屋純子さん、三木俊雄さん、それとたくさんのミュージシャンの方々……もう本当にこの何年か、めちゃくちゃ刺激を受けましたね。すごくカラフルな体験というか。赤になってみたり、青になってみたり、いろんな人のところに行って、それが融合して。
島田:ジャズって、わりとカテゴライズされてるイメージがありますけど、実際にその中に入ってみると、意外とそうでもないんですよね。柔軟性があるというか。
meg:最近のジャズのCDを聴くと、コテコテのジャズというものはそんなにないですよね。いろんなものを吸収して、新しいジャズができて。私もそういう風になりたいなって。
島田:聴く側が勝手に閉じてしまっただけで、やる側の間口はすごく広がってますよね。
meg:ジャズって難しいとか、こだわりがないと聴けないとか、そういうイメージは私も確かにありました。でも、自分がジャズに触れて、刺激を受けて、自分のジャズを歌っていきたいって思うようになってから、“ジャズっておもしろい”って180度転換したんです。みんなにも“おもしろいんだよ”って言ってるんですけど、それでも“ジャズって難しいんじゃないの?”とか、“聴き方教えてよ”とか言われたりして。
島田奈央子のswing pop time島田:必ず言われますよね(笑)。
meg:いろいろ訊かれるんですけど、何はともあれ、ジャズってそんなに難しくないんだよって。私のジャズは入門編というか、本当にジャズを知らない人たちにも聴いてもらえるような選曲にこだわったので、ジャズに興味を持ってもらえるきっかけになってくれたらなって思います。
島田:これからもビッグ・バンドはやっていきたいですか?
meg:ビッグ・バンドでずっと歌っていきたいですね。今回のアルバムでも、ビッグ・バンドのサウンドがありながら、トリオだったり、いろいろバリエーションを入れていってるんですけど、編成が自由自在なところもジャズのおもしろさだと思うので、基本はビッグ・バンドでやって、スタンダードは絶対に歌っていきたいと思います。
島田:その絶対に歌っていきたいという理由は?
meg:私がジャズにのめり込むきっかけになったエラ・フィッツジェラルドや、アニタ・オデイとか、サラ・ボーンとか、歴代のジャズシンガーたちがスタンダードを歌い継いで、それぞれにいろんな花を咲かせているじゃないですか。私もmeg色のスタンダードを歌い継いでいきたいんです。今回、尊敬しているエラを意識して、彼女も歌っている「ナイト・アンド・デイ」を入れてみたんですけど、いくら私が彼女に近づこうとしても、エラになれないので、私色のスタンダードを残して、先輩たちが残してくれた歌をまた語り継いでいきたいなって。そういうジャズの素晴らしいところは忘れたくないなと思いますね。


meg / プロフィール
『グレース』知人の勧めで聴いたエラ・フィッツジェラルドの「ナイト・アンド・デイ」に衝撃を受け、日本人ボーカリストとして初めて名門ヴァーヴ・レーベルからCDをリリースした丸山繁雄氏に師事。着実に歌唱力、表現力を身につけ、2006年4月から放送されているヤクルトビューティエンスのCM「ホェア・アイ・ウォント・トゥ・ビー」を歌唱。11月にデビュー・アルバム『グレース』をリリース。新進気鋭のアレンジャー守屋純子、三木俊雄のビッグ・バンドとコラボレートし、スタンダード・ジャズを新鮮なタッチで収録。
http://www.megvoice.com
meg 『グレース』
UCCJ-2054 \2,500(税込) 発売中
Verve / ユニバーサル クラシックス&ジャズ
LIVE!!
FRONT PAGE ORCHESTRA + meg

The 16th ハママツ・ジャズ・ウィーク出演決定!
6月17日(日)アクトシティ浜松・大ホール
チケット4月1日(日)発売開始
(問)ヤマハ株式会社 ハママツ・ジャズ・ウィーク事務局 053-460-2234
http://www.yamaha.co.jp/event/hjw/


島田奈央子プロデュース・イベントのお知らせ
3月9日(金)外苑cafe growna growna tokyo
“Something Jazzy”
Live/小沼ようすけ(g)、荻原亮(g)、吉田智(g)、伊藤大輔(vo)
Open/18時~ Start/19時~

3月26日(月)横浜KAMOME
“Something Jazzy”
Live/伊藤大輔(vo)、荻原亮(g)、中林薫平(b)、他
Open/18時~ Start/20時~
予約/045-662-5357

詳細は島田奈央子公式サイトをご覧下さい。
http://naoko-shimada.net
【2007/03/01 19:25】 | 対談 | page top↑
第11回のゲスト:小曽根 真 さん
島田奈央子のswing pop time

第11回のゲスト:小曽根 真 さん
今月のお客様は、ソロ、トリオ、ビッグ・バンド、オーケストラなど、様々な形態で素敵な音楽を提供するピアニスト、小曽根真さん。世界を股にかけ、ジャズ~クラシックの垣根を越えて活躍する小曽根さんに、近年の活動の中心であるトリオについて、お話いただきました。(撮影:綿谷和智)

島田:NO NAME HORSESとしてビッグ・バンドをやられたり、オーケストラでクラシックに挑戦されたり、本当に次々といろんなことをやられてますよね。
小曽根:気が多いんです(笑)。怖いのはね、器用貧乏になっちゃうといけないなって。なんでもかじって、あれもこれもっていうことになっちゃうのは危険かなと思うんですけど、ただね、やっぱりやりたいものは自然とやる方向に向かってしまうものだから、しょうがないんですよね。
島田:それとは別に、母体としてトリオ(小曽根 真 THE TRIO)での活動がありますが、それがベースとしてしっかりとあるから、小曽根さんのやりたい事全てがブレていない気がしますよね。特にトリオはどんなところに気を使ってきたと思いますか?
島田奈央子のswing pop time小曽根:音楽って、やっぱりメロディーが大事だと思うし、聴いている人が心地よくなるっていうのが一番の目標なんですね。その心地よくなり方でもいろんなパターンがあるから、それを考えて、ひとつひとつのプロジェクトで、トリオで作ってきたんじゃないかなって思いますね。
島田:トリオを結成してもう10年ですよね。どういう風に成長されてきたと思いますか?
小曽根:やっぱりミュージシャンですから、演奏するっていう部分と、作曲をするっていう部分がトリオを経験してきた中で大きく成長したと思いますね。例えば演奏1つするにしても、ミュージシャンが楽しめる演奏もあるし、それをお客さんに届けていくための演奏もある。内容はしっかりしていても、ジャズの場合はそこで何かハプニングを起こすという生きたコミュニケーション、一期一会なものを見せなければいけない。ストーリーテラーとしてキチッとやる部分と、自分たちの音楽的な限界にガーッと突っ込んでいく部分と、そのバランスを保ちたいんですけど、曲によってはどっちかに行き過ぎちゃったり。その辺の部分を、こっちに傾いたり、あっちに傾いたりしながらも、バランスのいいアルバムを作ろうとは常に心がけているんです。今までの中で言うと『So Many Colors』っていうアルバムがあるんですけど、あれはものすごくバランスのいいアルバムで。お客さんも正直で、バランスのいいアルバムって、数字もちゃんと出るんですよね(笑)。
島田:不思議なものですねー。
小曽根:そういう色んな事をためして蓄積してきたものがこの10年間で築けてきたのかなって思うんですけど。
島田奈央子のswing pop time島田:ライブとかでもどんどん成長して?
小曽根:そうですね。アルバムを作って、3週間ツアーをやってると、初日と最終日で全然曲が違ったり。“こんなに変わるんですか!?”ってお客さんが言うくらい変わっちゃって。自分たちの中にどんどん消化されていくと、今度は自分の言葉として音楽もしゃべり始めるから、もっともっと自由にやれるようになりますよね。そういうことがもうちょっと大人になっていくと、余分なことは何も考えないで、“俺はこうだよ”って普通に弾くだけで、素敵な物語として出てくるようになればいいなと思ってますけど。
島田:トリオとしてやってみたいことっていろいろあると思うんですけど、次のアルバムの制作をすぐ始めるとしたらどんなアルバムを?
小曽根:今は全然考えていないんです。今年はちょっとクラシックのほうにも力を注ぎたいので。ただ、この10年間を通してこのトリオでいろんなことをやってきたので、オリジナルの曲を全面書き下ろしで、レコーディングしたいなとは思っているんですよ。今回の『ALIVE!! Live at Blue Note TOKYO』は、半分ベスト・アルバムみたいな感じで、自分たちの曲と、1曲スタンダード曲をやってますけど、次に進むにはとにかく曲を書かないと。10年間やってきた結果、今オリジナルを書くとこんな曲が出てくるっていう、次のディケイドにおいてのトリオのファースト・ステップを、何かコンセプトを作って表現するのではなく、曲を書いて出てきた音がそういう表現になっていればいいんじゃないかなと思います。


小曽根 真 / プロフィール
『ALIVE!! Live at Blue Note TOKYO』1961年神戸市生まれ。1983年、バークリー大学ジャズ作・編曲科部門を主席で卒業。同年6月にNYカーネギーホールでソロ・ピアノ・リサイタルを開き、米CBSレーベルと日本人で初めて専属契約を結び世界デビュー。1994年にユニバーサル ミュージックのヴァーヴ・レーベルへ移籍。1996年には近年の活動の中心であるザ・トリオを結成。その後もクラシックとの融合や、ビッグ・バンドNO NAME HORSESとしての活動など、多岐に渡る活動のすべてで素晴らしい音楽を披露。日本はおろか、世界でも最高峰に数えられるピアニストである。
http://www.makotoozone.com
小曽根 真 THE TRIO 『ALIVE!! Live at Blue Note TOKYO』 2月14日発売
UCBJ-9001 \5,000(税込)Verve / ユニバーサル クラシックス&ジャズ
初回生産限定パッケージ(DVD+CD)
昨年9月14日に行われた『First Decade』ジャパン・ツアーから、貫禄のブルーノート東京公演の演奏内容を完全収録したDVD+CDのスペシャル・パッケージ。


島田奈央子プロデュース・イベントのお知らせ
"Something Jazzy"
2月2日(金)外苑cafe growna growna tokyo
太田剣(サックス)カルテット 18時START

2月18日(日)横浜KAMOME 
伊藤大輔(ボーカル)、荻原亮(ギター)他 19時START

"Brazillian Soul Sauce"
2月22日(木)横浜KAMOME
杉本篤彦(ギター)他
詳しくは、島田奈央子公式HP http://naoko-shimada.net をご覧ください。
【2007/02/01 15:23】 | 対談 | page top↑
第11回のゲスト:DJ KAWASAKIさん
島田奈央子のswing pop time

第11回のゲスト:DJ KAWASAKIさん
今月のお客様は、美しいメロディーを聴かせる極上ハウス・サウンドで、8月に発売したアルバム『BEAUTIFUL』が、クラブ・シーンを飛び越えたヒットを記録しているDJ KAWASAKIさん。実は、初対面ながら共通点の多いお二人。話はどんな方向に?(撮影:綿谷和智)

島田:実は、KAWASAKIさんは間接的に知り合いが多くて。沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)さんもそうなんですけど。
KAWASAKI:あっ、そうなんですか!?
島田:私もDJをやってるんですけど。一番最初に刺激されたのは沖野修也さんで。
KAWASAKI:僕もです。
島田:そうなんですか!Room(=渋谷のクラブ)に遊びに行ったりしてたんですか?
KAWASAKI:そうです。僕は14~5年ぐらい前からですね。
島田:私もだいたいそれくらい。その頃は、沖野さんたちは毎週木曜日がDJでしたよね。
KAWASAKI:ハハハ!そうでした(笑)。一緒に踊ってたかもしれないですね!
島田奈央子のswing pop time島田:私、初めて行った時に、沖野さんのDJにすごい感銘を受けちゃって。“私もDJやる!”って言って、次の日にすぐターンテーブルを買って。
KAWASAKI:一緒です一緒です。僕はスタッフとして働くことになって。(沖野さんに)いろいろ教えてもらって今に至ってるんですよ。
島田:DJをやっていて、どんなところに魅力を感じますか?
KAWASAKI:やっぱり今は、自分の曲でお客さんが踊っているのがおもしろいですね。8月に『BEAUTIFUL』というアルバムを出したんですけど、地方に行って、“「LIKE THUNDER」かけてください”とか、“「THE GALAXY」かけてください”とか、名指しで言われると、“あぁ、聴いてくれてるんだな”って、すごい嬉しくなりますね。“かけるよー!”みたいな(笑)。
島田:リクエストされると嬉しいものですよね。ところで新しいアルバムも発売ですね。
KAWASAKI:今度は『BEAUTIFUL TOO』というのを1月1日に。
島田:2作目ですよね。今回は、どんなことを意識して?
KAWASAKI:オリジナル作品は1曲だけで、これまでリミックスとかプロデュースしたものを集めた作品集です。RASMUS FABERっていう人が自分の曲をリミックスしてくれたり、前回に引き続きジャケットをやってくれた藤井リナちゃんが初めて歌ってたりしてます。
島田:一番大変だったのは?
KAWASAKI:えーと……、「ISN'T SHE LOVELY」かな。スティーヴィー・ワンダーの曲なんですけど、オリジナルが既に完成されているじゃないですか。違うテイストで、あれより良くしないといけないわけで、そこはすごく課題でしたね。それに大好きな曲なので。
島田:そして、その大好きな曲をどういう風にしようと?
KAWASAKI:STUDIO APARTMENTさんのものをハウス・ミックスにしているんですけど、STUDIO APARTMENTさんはホーン・セクションが入って、ちょっとファンキーというか、明るい感じでやっていたので、僕はピアノを入れて、もうちょっとしっとりした感じにしてます……でも、クラブではアガるぞ、みたいな。
島田奈央子のswing pop time島田:雰囲気は伝わってきます。この曲をアルバムのラストに持ってきたのは?
KAWASAKI:このラインナップで「ISN'T SHE LOVELY」は1曲目じゃないじゃないですか。有名無名とかではなく、ちゃんとプロセスがあって。そうじゃないと繰り返し聴けないんですよ。
島田:そこはDJの見せ所ですよね。DJの方が出すコンピレーションって、本当に曲の流れがいいですよね。単純にヒット曲だけを入れたコンピレーションって、私にとってはトゥー・マッチな部分があって、“ここにこんな曲入れちゃうの!?”みたいな。
KAWASAKI:ですよね。自然に並んでいるんだけど意外性もあって、っていうのが一番いいですね。“なんでこの曲の次にこれなんだろう?”と思って聴いてみると、“あっ!こういうことか!”みたいな。そういうものって飽きずに聴けるし。順番だけで“この曲、こんなんだったっけ?”みたいに聴こえるマジックがあったりするので。
島田:他の順番だったら目立たなかったものが目立ったり。
KAWASAKI:そうなんですよ!
島田:それってすごく素敵ですよね。元日にアルバムを出して、KAWASAKIさんのこれからの夢はなんですか?
KAWASAKI:アルバムを出させていただいて、ひとつ夢が叶ったので、次はもっと海外に出てやっていけたらなって。
島田:日本のDJって今注目されてますからね。
KAWASAKI:そうなんですよ。それこそ沖野さんなんて、海外でも普通にトップレベルだし。実際、いいもの作ってる人が多いですからね。


DJ KAWASAKI / プロフィール
2007_01_j.jpgハウス/クロスオーバー界のブライテスト・ホープ。2000年、“G.K.”として本格的に制作活動を始め、リリースされた作品がデトロイトの大物DJたちにプレイされ話題に。リミキサー、プログラマーとしても活躍し、2005年にはソロ名義で制作開始。4月にKING STREETより世界デビューを果たすと、翌年8月にリリースされたアルバム『BEAUTIFUL』はクラブ・シーンの枠を超えたヒットを記録。2007年1月1日、これまで手掛けてきた作品に、新曲、未発表曲も加えた作品集『BEAUTIFUL TOO』を発売。
http://columbia.jp/djkawasaki/
DJ KAWASAKI『BEAUTIFUL TOO』発売中
COCB-53591 \2,520(税込)コロムビアミュージックエンタテインメント
【2007/01/01 00:00】 | 対談 | page top↑
第10回のゲスト:照屋実穂さん
島田奈央子のswing pop time

第10回のゲスト:照屋実穂さん
今月は、映画『フラガール』主題歌の日本語バージョンを歌い、どこまでも澄み切った歌声が話題沸騰中の照屋実穂さんにお越しいただきました。ゴンザレス鈴木やジェイク・シマブクロも惚れ込んだ彼女の魅力に島田奈央子が急接近。(撮影:綿谷和智)

島田:今回はファースト・アルバムになりますけど、まずはどんなことをやりたいなと思いましたか?
照屋:そうですね。まずは自分が以前から好きだったミュージシャンたち(別項参照)とやってみたかった、というのはありますよね。パネさんは小野リサさんとか大貫妙子さんのサポートもされていて、その時から“いいピアノだな”と。ソロのライブとかも観に行って、“やっぱりいいな”と思いました。それで、是非一緒にやりたいなと思って、ゴンさん(ゴンザレス鈴木/プロデューサー)にお願いしたんです。
島田奈央子のswing pop time島田:実際にやってみていかがでしたか?
照屋:嬉しかったです。それにやっぱり、皆さんの演奏は素晴らしいものがありましたね。
アレンジもすごく歌いやすくしてくださって。
島田:先輩ミュージシャン達に支えられながら、わりとアットホームな雰囲気の中でレコーディングを?
照屋:う~ん、逆に私はそういう方たちと一緒にできたので、緊張してました(笑)。
島田:1曲目の「フラガール ~虹を~」は、映画の「フラガール」主題歌の日本語バージョンですよね?
照屋:はい。最初にジェイク・シマブクロさんが映画の音楽を担当されることになっていて、主題歌に歌を付けるかどうかで迷っていらした時に私に話がきたんです。急いで歌詞を付けてデモ音源を送ったら気に入ってくれて。映画の中の主題歌はウクレレでいくことになったんですけど、サントラ盤には日本語バージョンも入ることになりました。
島田:ジェイク・シマブクロさんのウクレレの曲に歌を入れるっていうのは、いかがでした?
照屋:インスト用に作られた曲なので、すごく音域が広くて、「えっ、これ歌えるの?」っていう感じでしたけれど、不思議と歌えましたね。ジェイクさんの曲に歌詞を付けて歌えたっていうのは本当に光栄でした。
島田:映画『フラガール』は実際に観られたんですか?
照屋:詞を書く前に、試写で観ました!
島田:感動するっていう話ですけど。
照屋:見事にハマっちゃってもうボロボロ泣いてました(笑)。
島田:見た人は皆さんそう言うんですよね。私は、コメディ映画かと思ってました(笑)。
照屋:私も最初そう思ってました! でも見事にハマって(笑)。赤い目をして映画館を出て行きました。
島田奈央子のswing pop time島田:それだけ感動したっていうことは、歌詞を書くのにも効果ありました?
照屋:そうですね。映画を観たことでエネルギーをもらって、やる気が出ました。
島田:映像とか見るとイメージが沸きやすいですしね。アルバムを通して、どういう詞が多くなったと思いますか?
照屋:自然のキーワード、空とか雲とかが多くなりましたね。
島田:それはどうして?
照屋:あまり意識はしてないんですけどね。でも私、出身は東京なんですけど、父が沖縄で、母が宮城なので、小さい頃は自然の中でけっこう遊んだりしていて。だから小さい時に自分が都会っ子っていうイメージがなかったんですけど、そういう影響はあると思います。
島田:なるほど。私も東京出身なんですけど、自然と離れてるイメージがあるじゃないですか?だから自然への憧れとかもあったのかなと思って。沖縄民謡的な曲もあったりしますよね?
照屋:はい。1曲入ってますね。
島田:それはお父さんが沖縄の方でよく行かれたりしたから?
照屋:そうですね。あと、おじいちゃんが沖縄でタクシーの運転手をやっていたんですけど、ラジオで民謡チャンネルっていうのがあってよく聞いていたんですよね。あとは子供をあやしたりする時も民謡を歌ったり。それで私も自然と耳に入っていたんだなと、今になって思いますね。
島田:沖縄民謡的な曲が入る事によって、アルバムの内容に広がりが感じられますよね。他の曲はどういう時に浮かんできたものが多いんですか?
照屋:最近は作ろうと決めて、ピアノの前でじっくり作る感じです。「とまらない日々」だけは唯一歌詞からできた曲で、池ノ上にライブを観に行った帰りに駅のホームに座っていた時に浮かんで来た詞ですね。
島田:作曲する人って、突然何かが降りてくるっていう人が多いんですけど、照屋さんもそういうタイプですか?それとも自分から搾り出して?
照屋:作り始めた時はそういうのもあったんですけど、最近はもう搾り出して搾り出してって感じですね(笑)。でも作曲するのは好きなので、締切りが近くなければ楽しいです(笑)。
島田:(笑)。このアルバムはどういう方に聴いて欲しいですか?
照屋:すごく丁寧に丁寧に作ったので、音楽ファンにも、そうでない方にも、たくさんの方に聴いていただきたいですね。


照屋実穂 / プロフィール
『Sincerely for you』東京都出身のシンガー・ソングライター。アン・サリーや畠山美由紀といった逸材をデビューさせたプロデューサー、ゴンザレス鈴木(ソウルボッサ・トリオ)に才能を高く評価され活動を本格化。どこまでも、優しく丁寧に語られるメロディ、言葉、どこまでも澄み切った歌声にはジェイク・シマブクロも惚れ込み、映画『フラガール』の主題歌(日本語バージョン)で、彼が起用した初の日本人シンガーとなる。2006年11月22日、ゴンザレス鈴木プロデュース、豪華ミュージシャン陣を迎えたデビュー・アルバムをリリース。
http://www.teruyamiho.com
『Sincerely for you』発売中
GNCL-1100 \2,940(税込)ジェネオンエンタテインメント
[参加ミュージシャン]フェビアン・レザ・パネ:Piano/笹子重治:Guitar/長澤紀仁:Guitar/スティーブ・サックス:Flute, Sax他
[プロデュース]ゴンザレス鈴木 for Soul Bossa Production

照屋実穂ファーストコンサートツアー“Sincerely for you”2007年
2月8日(木)六本木・STB139スイートベイジル
2月14日(水)福岡・ROOMS


島田奈央子プロデュースイベント“Something Jazzy”を開催。
12月23日(土)横浜KAMOME START 20時~
http://www.yokohama-kamome.com
出演 伊藤大輔(Vo) 渥美幸裕(g)他
【2006/12/01 17:01】 | 対談 | page top↑
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