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最終回のゲスト: meg さん
島田奈央子のswing pop time


最終回のゲスト: meg さん
音楽ライターでありDJの島田奈央子が毎回素敵なゲストとお送りする当連載も遂に最終回。今月のお客様は、秋吉久美子さんに“こんなに綺麗なジャズシンガーが隣に座って唄ってくれたら嬉しいだろうな”と言わしめたキュートでセクシーなヴォーカリスト、megさん。艶やかなお二人の共演に、編集部は思い残すことなく最終回を迎えられるのでした。

島田:ビッグ・バンドをバックに歌うっていうのはヴォーカリストとしては憧れじゃないですか。それをデビュー作で実現されて。
meg:本当にそう思います。小曽根真さんがブルーノート東京でライブをされていた時に観に行ったんですけど、その時に初めてビッグ・バンドのライブを見たんです。今回共演させていただいた三木俊雄さんもメンバーの中に入っていらして。ビッグ・バンドって、知識ではわかっていたんですけど、体ではわかっていなくて。その日が初めて生で聴いたライブだったんですけど、“すっごい!なんだこれは!”みたいな。パワフルで、それでいていろんな音が聴こえてくるから、想像力を掻き立てられるし、歌っていた伊藤君子さんもすごく素敵で。“わ~、いいないいな”“自分もこの世界の中に存在できたらいいな”って思いました。
島田:megさんのほうからビッグ・バンドでやりたいというアイデアを出されたんですか?
meg:はい。スタッフとも方向性が一致して、贅沢にも今回こういう夢が叶って、本当に嬉しかったですね。
島田奈央子のswing pop time島田:アルバムの選曲はmegさんも意見をされて?
meg:私自身、ジャズを同世代の女性に伝えていきたいというところがあったので、まずは、いろんな人に聴いてもらえるようなわかりやすい選曲をしたいなと思って。
島田:確かにジャズって、わかりづらくて難しい曲もあるじゃないですか。でも、megさんの選曲はそういうのがなくて、サラッと聴ける感じがいいなぁって。それと、ジャケットがジャズっぽくないですよね。
meg:あっ、よく言われます! 化粧品の広告みたいとか、ファッション雑誌の表紙みたいな。私の中でジャズっていうと、そういう都会的な、おしゃれな、そういう色が出てくるんですよね。
島田:このジャケットだと女性も手に取りやすいですよね。そういった部分はmegさんの意見が大きく反映されて?
meg:そうですね。あとは、プロデューサーやディレクター、師匠である丸山繁雄先生、今回ご一緒させていただいた守屋純子さん、三木俊雄さん、それとたくさんのミュージシャンの方々……もう本当にこの何年か、めちゃくちゃ刺激を受けましたね。すごくカラフルな体験というか。赤になってみたり、青になってみたり、いろんな人のところに行って、それが融合して。
島田:ジャズって、わりとカテゴライズされてるイメージがありますけど、実際にその中に入ってみると、意外とそうでもないんですよね。柔軟性があるというか。
meg:最近のジャズのCDを聴くと、コテコテのジャズというものはそんなにないですよね。いろんなものを吸収して、新しいジャズができて。私もそういう風になりたいなって。
島田:聴く側が勝手に閉じてしまっただけで、やる側の間口はすごく広がってますよね。
meg:ジャズって難しいとか、こだわりがないと聴けないとか、そういうイメージは私も確かにありました。でも、自分がジャズに触れて、刺激を受けて、自分のジャズを歌っていきたいって思うようになってから、“ジャズっておもしろい”って180度転換したんです。みんなにも“おもしろいんだよ”って言ってるんですけど、それでも“ジャズって難しいんじゃないの?”とか、“聴き方教えてよ”とか言われたりして。
島田奈央子のswing pop time島田:必ず言われますよね(笑)。
meg:いろいろ訊かれるんですけど、何はともあれ、ジャズってそんなに難しくないんだよって。私のジャズは入門編というか、本当にジャズを知らない人たちにも聴いてもらえるような選曲にこだわったので、ジャズに興味を持ってもらえるきっかけになってくれたらなって思います。
島田:これからもビッグ・バンドはやっていきたいですか?
meg:ビッグ・バンドでずっと歌っていきたいですね。今回のアルバムでも、ビッグ・バンドのサウンドがありながら、トリオだったり、いろいろバリエーションを入れていってるんですけど、編成が自由自在なところもジャズのおもしろさだと思うので、基本はビッグ・バンドでやって、スタンダードは絶対に歌っていきたいと思います。
島田:その絶対に歌っていきたいという理由は?
meg:私がジャズにのめり込むきっかけになったエラ・フィッツジェラルドや、アニタ・オデイとか、サラ・ボーンとか、歴代のジャズシンガーたちがスタンダードを歌い継いで、それぞれにいろんな花を咲かせているじゃないですか。私もmeg色のスタンダードを歌い継いでいきたいんです。今回、尊敬しているエラを意識して、彼女も歌っている「ナイト・アンド・デイ」を入れてみたんですけど、いくら私が彼女に近づこうとしても、エラになれないので、私色のスタンダードを残して、先輩たちが残してくれた歌をまた語り継いでいきたいなって。そういうジャズの素晴らしいところは忘れたくないなと思いますね。


meg / プロフィール
『グレース』知人の勧めで聴いたエラ・フィッツジェラルドの「ナイト・アンド・デイ」に衝撃を受け、日本人ボーカリストとして初めて名門ヴァーヴ・レーベルからCDをリリースした丸山繁雄氏に師事。着実に歌唱力、表現力を身につけ、2006年4月から放送されているヤクルトビューティエンスのCM「ホェア・アイ・ウォント・トゥ・ビー」を歌唱。11月にデビュー・アルバム『グレース』をリリース。新進気鋭のアレンジャー守屋純子、三木俊雄のビッグ・バンドとコラボレートし、スタンダード・ジャズを新鮮なタッチで収録。
http://www.megvoice.com
meg 『グレース』
UCCJ-2054 \2,500(税込) 発売中
Verve / ユニバーサル クラシックス&ジャズ
LIVE!!
FRONT PAGE ORCHESTRA + meg

The 16th ハママツ・ジャズ・ウィーク出演決定!
6月17日(日)アクトシティ浜松・大ホール
チケット4月1日(日)発売開始
(問)ヤマハ株式会社 ハママツ・ジャズ・ウィーク事務局 053-460-2234
http://www.yamaha.co.jp/event/hjw/


島田奈央子プロデュース・イベントのお知らせ
3月9日(金)外苑cafe growna growna tokyo
“Something Jazzy”
Live/小沼ようすけ(g)、荻原亮(g)、吉田智(g)、伊藤大輔(vo)
Open/18時~ Start/19時~

3月26日(月)横浜KAMOME
“Something Jazzy”
Live/伊藤大輔(vo)、荻原亮(g)、中林薫平(b)、他
Open/18時~ Start/20時~
予約/045-662-5357

詳細は島田奈央子公式サイトをご覧下さい。
http://naoko-shimada.net
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【2007/03/01 19:25】 | 対談 | page top↑
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