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第5回のゲスト:秋田慎治さん
島田奈央子のswing pop time

第5回のゲスト:秋田慎治さん
若手実力派ジャズピアニストとしてはもちろん、畠山美由紀/SOUL'd OUT/m-flo等の制作に参加するなど幅広いジャンルのリスナーから支持されている秋田さん。端正なルックスも相まって女性ファンが急増中なんですって!

島田:ジャズ・ミュージシャンってライブ当日に譜面を渡されてプログラムを組みますよね。そこがすごいなといつも思うんですが。
秋田:あれはね、慣れがかなりありますよ。ジャズって譜面を見せられるのはたいてい当日なんです。本番前に1-2時間リハーサルがあるのがよくあるパターンなんだけど、ただ譜面どおりに演奏してもつまらないから譜面以上のことを演らないといけないしね。
島田:それじゃあ、リハのときに曲のアレンジや流れを決めるんですか?
秋田:ええ。「本番でリハ通りにやらなくても、ちゃんとツボを押さえればこういう風になりますよ」って確認をするんです。それがあれば本番で何が起こっても大丈夫。曲が理解できてる絶対の安心や、演奏者同士の信頼関係が確立できていれば、本番で突然、僕がリハと全然違う風に弾きだしたとしても皆が楽しめるんです。そういうのってジャズだけでしょうね。
島田奈央子のswing pop time島田:そうすると演奏者同士、ある程度「こう弾いたらあの人はこう来るだろう」みたいなのも必要だと思うんですけど。
秋田:それもジャズは大きいですよね。僕がこう話したら、一緒に演ってる人が「おっ、そんなこと言うの?」って返す、みたいな。そういうのをスポティニアスに(自在に)できる人と共演するのはおもしろいですよ。
島田:意外な反応に驚いたことってあります?
秋田:そういうハプニングはしょっちゅうです。本人同士でしかわからないレベルの時もあれば、誰が聴いても「えっ!そこでなんで止まるの?」ってこともあるし。でもその瞬間ってすごく新鮮ですよ。僕はわざと何かしてやろうっていつも考えながら演奏してますから(笑)
島田:話は変わりますけど、ジャズピアニストってクラシックピアノからジャズに入る方が多いと思うんですが…。
秋田:そうみたいですね。でも僕は逆っていうか。クラシックピアノを習い始めたのは去年の9月からなんです(笑)
島田:えっ?本当ですか?
秋田:ピアノってちゃんと習ったことがなくて。ピアノ自体を始めたのも遅くて高校出てからだし。それまではキーボーディストになろうと思っていたんです。でもそういう人がピアノを弾いたことがないのはどうかと。ベーシックな楽器だし、コード押さえるくらいはできた方がいいかなって弾き始めたのがきっかけです。誰かに習ったことがないから今まで「こうかな?」って手探りでやってたんだけど、去年あるきっかけがあって。いまやっと先生に習ってクラシックを練習しているわけです(笑)
島田:意外でした…。実際に習ってみて、想像してらしたものと違いはありました?
秋田:いまやっているのは、クラシック音楽がどうのっていうより、ピアノという楽器の音の出し方っていうのかな。奏法によって聴こえる音質が変わったり、ともすればピッチとかも変わるんですよ。あれは意外でしたね。
島田奈央子のswing pop time島田:なぜまた、いまになってクラシックピアノをやろうと思われたんです?
秋田:昔から変わってないのはね、一番に目指すところが<綺麗な音を出すこと>なんです。猫が弾いてもピアノって音は出ますよね?誰だって鍵盤を押せば鳴るんですから。でもそうじゃなくて、一音鳴らしただけで感動できるような音色を出すことが大事で。そのためにいろいろ本を読んできたんだけど掴めない部分があって。…一番のきっかけはね、調律士の人なんですよ。その方と話しているときに「ピアノってこういう楽器でね、こうやって弾けばこうなるんですよ」って教えてもらったんですが、それが僕の感覚の中にまったく無いことだったんです。だからそういう知識をたくさん持っている人に少しでもアドバイスをもらえたら目標への近道になるのではと思ったのがそもそものきっかけですね。
島田:そうですか。ご自分の音色が変わったなって感じられますか?
秋田:音色はどうなんだろう?でも、自分が弾いているときの身体の状態や気持ちの部分では変わったと思いますね。
島田:それはぜひライブで聴いてみたいですね。
秋田:ライブはね、CDとまったく違うんですよ。ライブってそのときの気分が出やすいじゃないですか。ジャズは特にね。曲も絶対に進化していくべきだし。そういうのを前提にライブをしているから、僕の演奏をCDで初めて聴いて、その後ライブに来てくれた方には全然違うピアニストに聴こえるかもしれませんね。


秋田慎治 / プロフィール
『moments in life』ジャズからHip Hop/R&B/Rockまで幅広いジャンルへのプレイ参加/楽曲提供/アレンジ/プロデュースを手掛ける新世代ジャズの牽引者。卓越した音楽センス、広がりのあるサウンドへの評価は高い。'05年、ジャズ界の話題をさらったスーパー・ジャズ・グループ“TKY”メンバーとして多数の音楽フェスに参加し、息をつかせぬ圧倒的なプレイでジャズファンのみならずロックファンまでをも魅了した。
http://www.genplanning.co.jp/akita/
秋田慎治『moments in life』ポニーキャニオン
PCCY-30089 \2,940(税込)発売中
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【2006/07/11 12:51】 | 対談 | page top↑
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