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第9回のゲスト:矢野沙織さん
島田奈央子のswing pop time

第9回のゲスト:矢野沙織さん
今月のお客様は、16歳での衝撃的なデビュー以来、ジャズ界に次々と新たな旋風を巻き起こしているアルト・サックス・プレイヤー、矢野沙織さん。10月18日に10代最後のアルバム『Groovin' High』をリリースしたばかりの彼女にググッと迫りました。

島田:矢野さんと初めてお会いしたのは、16歳のデビュー当時だったと思うんですが、現在の自分と何が違うと思いますか?
矢野:高校も卒業しましたし、単純に身長も伸びたし(笑)、楽器のことも、音楽のことも、知り得たことがとても多いですね。それに、いろんな友達がいたり、いろんな知り合いがいたり。特に、置かれている環境がコロコロ変わっていくので、そういった意味では変わっているんでしょうけど、あんまり自覚はないですね。
島田奈央子のswing pop time島田:デビューからの3年の間に、いろんなミュージシャンとコラボレーションしてきたと思うんですけど、その数ってものすごく多いんじゃないですか?
矢野:そうですね。それこそ音楽生活ウン十年っていう人たちと、たくさんコラボしてきましたね(笑)。
島田:どちらかって言うと、若手の人たちよりも、わりとベテランの人たちと共演することが多かったんじゃないかなと思うんですが。
矢野:確かにそうですね。でも最近、松永貴志くん(ピアノ/20歳)とか、市原ひかりちゃん(トランペット/23歳)とも、ボチボチ共演させていただいているので、本当に両極端ですけどね。
島田:お父さんぐらいの年齢の方と演奏する事も多いのでは?
矢野:うちの父とか、いわゆる40代ぐらいの人っていうのは、まだお若いなっていう感じが。ジャズ界では特にそうだと思うんですけど。
島田:じゃあ、むしろ矢野さんのおじいちゃん世代って言ったほうがいいのかな(笑)。そういう方たちと同年代の人と演奏するのでは、どこら辺が違うと思いますか?
矢野:どんな世代の方とやっても、助けられる場面ってとても多いので、その辺はあんまり変わらないですね。市原ひかりちゃんにしても、松永くんにしても、とても仲がいいので、終わった後にどういう話をするかの内容が違うくらい。違いはそれくらいですかね(笑)。
島田:先輩方たちだと引っ張っていってもらえるとか、同年代の人だと一緒に作り上げていくとか、そういうのはありますか?
矢野:基本的には一緒に作っていくものなので、私がリーダーのライブの時でも、次はどういう風なことをしたいかという意思を示せばいいだけなので。特に引っ張られるのも良くないことだし、引っ張ることも良くないことなので、となんとなく思っているところはありますね。だから年齢とかは気にしてないです。今回のアルバム『Groovin' High』ももの凄くベテランのミュージシャンばかりでしたけど、引っ張られるというよりは、一緒に作り上げていくって感じでした。
島田:本当に素晴らしいミュージシャンが今回のアルバムにも参加していますけど、最初にこのメンバーでやろうと思ったのは?
島田奈央子のswing pop time矢野:ジェームズ・ムーディーさんを去年の冬頃に日本にお呼びして、長いツアーを一緒にお願いしたんですけれども、ムーディーさんに「次はなんかアンサンブルでやりたいなぁ」とかっていうことを言ったら、スライド(・ハンプトン)さんを紹介していただいて。そこからあっという間に決まっていったんです。
島田:かなり流れが早いですね。
矢野:こういうパターンって多くて、前回の(アルバム『PARKER'S MOOD』を)ジミー・コブさんと一緒にライブ・レコーディングしたのも、レコーディングする前に、ジミーさんに日本に来ていただいてツアーをしてたんですね。「次はライブ・レコーディングしたいなぁ」とかってなんとなく軽く言ってたら、早速手帳を開いてくれて実現したこともあるんです。ツアー中に次のレコーディングの話ってすごく生まれやすいんですよね。
島田:ある意味、インスピレーションが働くんでしょうね。
矢野:半年の間でメンバーが決まって、曲が決まって、アレンジが仕上がって、レコーディングが終わってますからね。
島田:往年のジャズファンにとっては、メンバーを見て“おおっ”という感じですが。
矢野:ただこれは、ジャズを知らない人でも、ジャズを長年愛聴している人でも、同じように楽しんでいただける作品になったなと個人的には思っています。ライブのほうも、ムーディーさんたちは、キャバレーなどでビッグバンドのショウをやっていた時代の人じゃないですか。だから、その名残がすごくあって、歌は歌うわ、モノマネはするわでライブ・パフォーマンスも本当に楽しいと思います。ぜひライブの方も見に来て頂けたらと思います。


矢野沙織 / プロフィール
2006_11j.jpg1986年10月27日生まれ、東京都出身。小学校4年でアルト・サックスを始め、14歳よりライブ活動を開始。2003年3月にはニューヨークでもライブを行い、同年9月にアルバム『YANO SAORI』でデビュー。国内外の著名なジャズ・アーティストからも賞賛を浴び、松永貴志と共にテレビ朝日系「報道ステーション」テーマソングを演奏するなど、ジャズの枠を超えて活躍中。
http://www.commodojazz.com/saori/
矢野沙織 『Groovin' High』 COCB-53576
\2,940(税込) コロムビアミュージックエンタテインメント 発売中
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【2006/11/06 17:41】 | 対談 | page top↑
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